プロフィール



1993年「りべーろとまり村コンサート」で産声を上げたこのトリオは1997年に「吟遊詩人」(menestrel)、「南仏プロヴァンスに吹く季節風」(mistral)という2つの意味を込めて『トリオ・ミンストレル』(Trio Minstrels)と命名されました。 2018年、トリオ・ミンストレルは結成25周年を迎えます。

小川剛一郎 (チェロ) Goichiro Ogawa (violoncelle)



関西交響楽団(現在大阪フィル)首席チェロ奏者であった祖父伊達三郎に9歳からチェロの手ほどきを受け、 10歳から井上猪L氏に師事する。桐朋学園高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部をそれぞれ首席で卒業。チェロを井上猪L、ダニール・シャフランの両教授に師 事。同大学研究科を修了後、パリ・エコール・ノルマル音楽院に留学し、チェロをレーヌ・フラショー教授に、室内楽をジュヌヴィエーヴ・ジョワ教授(H. デュティーユ夫人)に師事し、'84年同音楽院を最高演奏家資格を得て卒業。'87年第56回日本音楽コンクールチェロ部門第3位入賞。現在ソロ、室内楽 奏者として活躍する傍ら後進の指導にも力を注いでいる。

北住淳 (ピアノ) Atsushi Kitazumi (piano)



東京芸術大学音楽学部ピアノ科にて、ピアノを伊達純教授に、ソルフェージュをH.ピュイグ=ロジェ教授に 師事する。'83年〜'85年、'95年〜'96年の二度にわたりハンガリー国立リスト音楽院に留学し、ペーター・ショイモシュ教授に師事する。'85 年、第1回マルサラ国際ピアノコンクール、第36回ヴィオッティ国際コンクールピアノ部門にてディプロマ受賞。帰国後、愛知県立芸術大学大学院音楽研究科 にて宇都宮淑子教授に師事。'92年津市文化奨励賞受賞。2003年三重県文化奨励賞受賞。現在、愛知県立芸術大学教授を務める傍らソロ、室内楽、声 楽、合唱のピアニストとしても活躍している。

木野雅之 (ヴァイオリン) Masayuki Kino (violon)



桐朋学園を経て、ロンドン・ギルドホール音楽院にて、名匠ニーマン教授に師事し、卒業後もナタン・ミル シュテイン、ルッジェーロ・リッチ、イヴリー・ギトリスの各巨匠に師事し、研鑚を積む。'84年カール・フレッシュ国際コンクール(ロンドン)をはじめ、 数々の国際コンクールを制覇し、英国の音楽界の注目を集めた。以後本格的に演奏活動を開始し、特に協奏曲のレパートリーは幅広く、40曲にも及ぶ。現在、 ロンドンを本拠地に、世界各国で演奏活動を展開しながら、'93年春より、日本フィルハーモニー交響楽団のソロコンサートマスターをもつとめる。オクタ ヴィア等より多数のCDが発売されている。

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